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遺品整理はまず貴重品の捜索から 貴重品捜索のポイント


 

遺品整理でまずすべきことは貴重品の捜索です。
貴重品は相続手続きにも関わってきますので、トラブルを避けるためにも確実に探し出す必要があります。

 

しかし、親のものでも何がどこにしまってあるのかすべてを把握している人は少なく、貴重品探しが難航してしまうこともしばしばあります。

 

そこでこの記事では、貴重品を探す際のポイントを解説します。

 

貴重品を見つけておかないと相続手続きが進まない

身内の誰かが亡くなったらすぐに相続手続きが始まります。

相続手続きを進めるためには貴重品を見つけておく必要があります。

 

預金通帳や現金はもちろん、不動産関係の書類も相続では必要です。

 

また、金融資産だけでなく、美術品や骨とう品も相続財産に含まれますし、遺言書の有無で相続手続きが変わりますので、遺言書も探す必要があります。

 

相続税の申告と納税の期限は被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10カ月以内です。

 

10カ月という短い期間の中で遺産を分割し、相続税の申告と納税を行わなければなりませんので、まずは貴重品を見つけて相続財産を確定させる必要があります。

 

見つけ出したい貴重品

まず、遺品整理で探し出したい貴重品をリストアップしておきます。
作業が始まるとさまざま物が出てきて、それらに気を取られて忘れてしまうことがあります。

 

貴重品リストは紙に書いておき、チェックしながら作業をすると安心です。

 

捜索する貴重品リストの例は以下となります。

・遺言書
・預金通帳
・印鑑(実印・銀行印)
・不動産関連書類(権利書等)
・生命保険・損害保険関連の書類(権利書等)
・有価証券の関連書類
・その他金融資産に関する書類
・年金手帳・年金に関する書類
・契約書
・借金等に関する書類
・電話、インターネット、水道光熱費の請求書・領収書
・現金
・商品券
・キャッシュカード
・クレジットカード
・運転免許証
・健康保険証
・マイナンバーカード
・パスポート
・携帯電話
・宝石類(結婚指輪・婚約指輪・ジュエリー類)
・金インゴット・コイン
・切手
・美術品
・金庫
・鍵類

 

貴重品が見つかりやすい場所

故人の貴重品をはじめとした物がしまってある場所は、一緒に住んでいた家族でもすべてを把握することは難しいものです。
同居していなければなおさら探すのは大変でしょう。

 

しかし、貴重品がしまってある場所には傾向があります。
ここでは、よく貴重品が見つかる場所をご紹介します。

 

居間・リビング

居間には家具が多く、一日のうちで長く過ごすことが多い場所です。

テレビ台の引き出しや物入れの中に貴重品が置かれていたりします。

 

書斎

書斎がある場合、故人が長く滞在していた可能性があります。
重要書類や貴重品などをしまっている可能性が高いです。

 

遺言書も書斎から見つかることが多いため、書斎は引き出しの奥や本棚の本の隙間、本や手帳の間に挟んでいないかしっかりと探すことがポイントです。

 

寝室

寝室はプライベートな空間ですので、日記や手帳など大切なものをしまっている可能性があります。
まとまった現金を保管していることもありますので、ベッド横の収納はもちろん、押し入れ、クローゼットの中もしっかりと捜索します。

 

タンス

タンスには服だけでなく貴重品を入れておくこともあります。
小さい引き出しに通帳や現金、宝飾品などを入れておくケースがあります。

 

また、子どもに関する大切な記念品なども収納していることもありますので、洋服しかないと思わずにしっかりと探すことが大切です。

 

仏壇の引き出し

仏壇の引き出しに貴重品を入れているケースもありますので、忘れないようにすべての引き出しを見るようにします。

 

食器棚

食事を担当していた母親などは食器棚に現金などを保管していることがあります。
そのほか商品券などの金券や会員証などが出てくることがあります。

 

バッグ・鞄の中

故人が使っていたバッグの中に貴重品が入っている可能性があります。

 

特に財布や鍵など、日常的に持ち歩いていたものが入っている可能性が高いため、念のためバッグのポケットなどはすべてチェックするようにしましょう。

 

上着のポケット

コートやジャケットのポケットに貴重品が入れっぱなしになっていることがあります。
安易に処分せずにポケットの中を確認してから仕分けするようにしましょう。

 

貴重品を見つけたら1か所にまとめる

見つけた貴重品は一か所にまとめておきます。
そして、見つかったものは相続人どうしで共有しておきます。

 

貴重品も相続財産となりますので、遺言書がある場合は遺言書の通りに、遺言書がない場合には遺産分割協議によって分ける必要があります。

 

貴重品が見つかったことを黙っているとあらぬ疑いを掛けられ、相続トラブルになりかねません。
トラブルを避けるためにも見つかったものは共有しておきましょう。

 

デジタル遺品の捜索も必要

最近ではインターネットバンキングやネット証券などを利用しているケースが多く、その場合、通帳がなくパソコンにログインIDやパスワードが保管されている可能性があります。

 

このようなデジタル遺品も忘れずに探索することが大切です。

 

貴金属は査定する

指輪やネックレスといった宝飾品・貴金属はまずは査定を依頼するようにしましょう。

 

このような高価な物の価値が曖昧なまま分けるとあとになって相続トラブルに発展する可能性があり、遺品の価値を共有しておく必要があるためです。

 

まずはプロに査定を依頼し、価値を明らかにし、不平等感なく分けることが大切です。

 

プロに依頼するのも1つの方法

遺品整理で貴重品を探す際のポイントをご紹介しました。

 

貴重品は家族が思ってもみない場所に隠れている可能性がありますので、あらかじめ捜索したい貴重品をリストアップし、見逃さないように探していくことが大切です。

 

遺品整理をする時間がないという場合は、プロの遺品整理業者に依頼するのも1つの方法です。

 

遺品整理専門業者は豊富な経験から貴重品が隠れている場所を熟知していますし、故人の大切な物と予想されるものはや残すべきものはしっかりと分類し、不用品は適切に処分してくれます。

 

また、家電や大型家具の回収やゴミの処分、簡易清掃など、遺品整理に関わる一通りの対応をしてくれますので安心です。

 

作業もスピーディーに行いますので、遺品整理にかける時間がなかなか取れない場合や遠方の実家の遺品整理をしなければならない場合、故人の家が賃貸住宅だった場合などに特におすすめです。

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