新着情報

遺品整理士とは!?資格の概要と遺品整理士に依頼した方が良いワケ


 

少子高齢化が進む昨今では、遺族の数も減少傾向にあり、高齢の遺族も増えています。
また、核家族化により遠方に住む遺族も少なくありません。

 

そのような環境下で遺品整理の需要が高まっており、遺品整理士にも注目が集まっています。

 

しかし、遺品整理士とはそもそもどのようなものなのでしょうか。
今回は、遺品整理士の資格内容や、遺品整理士に依頼した方が良い理由をご紹介します。

 

遺品整理士とは

「遺品整理士」とは、遺品整理のプロとしての知識やスキルを証明するための資格です。

一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する民間資格で、2010年に発足したばかりの比較的新しい資格です。

 

現在では全国で2万人以上の遺品整理士が活動しています。

 

遺品整理の資格の概要

遺品整理士とはどのような資格なのか分かったところで資格試験についてもう少し掘り下げてみましょう。

 

通信講座の受講後認定試験を受験する

遺品整理士はまず、通信講座の「遺品整理士養成講座」を受講します。
受講期間は約2カ月間となります。

 

・教本の内容

【第1部】遺品整理・遺品整理業とは
第1章 遺品整理とは何か
第2章 専門家が今、必要とされている理由とは
第3章 取り巻いている、さまざまな社会問題

 

【第2部】遺品整理を行うためには
第1章 実務を行っていくうえで必要なこととは
第2章 行われている「実際の業務」とは
第3章 作業を行ううえでの留意点
第4章 法規制との関わりについて

 

【第3部】事例研究について
第1章 事例研究について

 

その後、認定試験を受験します。
認定試験は課題レポートの提出となります。

 

受験資格・講習スケジュール・受講料

・受講資格
どなたでも受講できます。

 

申し込み方法

電話またはWebから申し込みできます。
一般社団法人遺品整理士認定協会の公式サイトに電話番号と申し込みフォームがあり、そちらから申し込みが可能です。

 

・受講会場
遺品整理士養成講座は通信講座です。
講座に申し込むと教本、資料集、問題集、DVDが送られてきますので、これらを使って勉強をします。

 

認定試験となる課題レポートもWebまたは郵送での提出となります。

 

・試験形式
受講期間中に課題レポートを提出します。
回答用紙やデータに決まった指定はなく、課題の文字数にも制限はありません。
しかし、問題に対して実際の遺品整理を想定してレポートを書くため、ボリュームは多めが良いとされています。

 

・受講期間
約2カ月間

 

・料金
受講料(入会金):25,000円
会費(認定手続き含む)10,000円(2年間有効)

 

・合格率
遺品整理士養成講座認定試験の合格率は65%と言われています。
もし、勉強が間に合わないと感じた場合には無料で2カ月間受講期間を延長できます。

 

遺品整理士の業務内容

遺品整理士の主な業務内容は

・必要品と不用品の仕分け
・不用品の回収と適切な方法での処理
・家財の搬出
・簡易清掃

などです。

 

単に不用品を回収するのではなく、遺品を供養の心を持って1つひとつ向き合いながら整理するのが遺品整理士の仕事です。
必要品と不用品の仕分けの際に家族に貴重品などの捜索を依頼された場合は、その捜索も行います。

 

遺品整理士が在籍している業者を選ぶメリット

遺品整理は遺品整理士の資格がなくても業務として行うことが可能です。
しかし、依頼する場合は遺品整理士が在籍している業者に頼んだ方が安心です。

 

その理由には以下のようなものがあります。

 

遺品を丁寧に適切な方法で取り扱うため

遺品は単なる処分品ではなく、故人の想いが残された品物です。
つまり、遺品整理は単なる物の整理だけではなく、残された遺族の心の整理にもつながります。

 

想いの残された遺品を丁寧に取り扱い、適切な方法で処分するためには遺品整理費の在籍している業者に依頼するのが安心です。

 

遺品整理士は遺品整理の養成講座や認定試験において遺品を丁寧に取り扱うことや遺族の気持ちに寄り添うことを教育されています。

 

遺品整理は不用品回収業者に依頼することもできますが、不用品回収業者は遺品でも「不用品」としての取り扱いをしますので、丁寧に遺品整理をしたいという場合は遺品整理業者に依頼するようにしましょう。

 

悪徳業者にあたる可能性が低い

遺品整理士が在籍している業者であれば悪徳業者の確率も低くなりトラブルを防げます。

 

悪徳業者は基本料金が安いと見せかけてあとから追加料金を多く請求してきたり、遺品の窃盗などのトラブルが起こったりしやすいと言われています。

 

また、遺品を適切に処分せず勝手に換金したり不法投棄を行ったりするケースもあります。遺品整理士が在籍している業者に依頼すれば、このようなトラブルを回避できます。

 

遺品整理士に必要なそのほかの資格

遺品整理業者には「一般廃棄物収集運搬許可証」「産業廃棄物収集運搬許可証」「古物商許可証」の3つが必要です。

 

遺品整理士は民間資格ですので取得の有無に関わらず業務が可能ですが、これらの3つは取得しているか、取得している業者に業務を委託できていないと違法行為になる可能性があります。

 

一般廃棄物収集運搬許可証

一般廃棄物収集運搬許可証は、家庭ごみを収集・運搬するために必要な許可証です。

 

遺品からは多くの家庭ごみが出ます。
これらを処分するためには市町村の許可が必要です。

 

しかし、一般廃棄物収集運搬許可証の新規取得は難しいため、多くの遺品整理業者は許可証を持つ業者に委託してごみの収集を行っています。

 

産業廃棄物収集運搬許可証

金属くずやゴムくずなど、家庭ごみ以外の産業廃棄物を収集・運搬をするためには産業廃棄物収集運搬許可証が必要です。

こちらも許可証を持つ業者にごみの収集を委託するケースが多くあります。

 

古物商許可証

古物商許可証を取得している業者であれば、遺品を有料で買い取りできます。骨董品やブランド品など、価値のある物の取り扱いには欠かせない資格です。

 

遺品の売却ができれば、遺品整理のサービス料を買取料金で相殺できるため、遺品整理の費用を抑えられるメリットがあります。
買い取りしてもらえそうな遺品が多い場合は古物商許可証を持っている遺品整理業者に依頼すると整理と買い取りが同時にできます。

 

遺品整理は専門業者に依頼すると安心

遺品整理士とはどのような資格か、遺品整理士が在籍している業者に依頼するメリットについて解説しました。

 

遺品は故人とご家族にとって大切なものです。

 

たとえ処分しなければならないものであったとしても、丁寧に扱い、適切な方法で仕分け、処分を行う遺品整理の専門業者に依頼するのがおすすめです。

 

広島市のリサイクル業はゆづり葉リサイクル堂に お任せください


会社名:ゆづり葉リサイクル堂

住所:〒731-0137 広島市安佐南区山本4丁目14-6-1

TEL:050-3592-1784

営業時間:いつでもご対応いたします! 定休日:不定休

対応エリア:中国地方全域(広島・岡山・山口・鳥取・島根)

業務内容:リサイクル業、引っ越し、配送、便利屋

pagetop