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遺品整理とは?遺品整理を代行できる業者の種類・選び方のポイント

 

遺品整理は多くの方が初めて経験するものです。

 

そもそも遺品整理の内容について具体的に知らないという方も少なくありませんので、何から手を付けたら良いのか分からないことも多いでしょう。

 

今回は、遺品整理とはどのようなものか、遺品整理を依頼できる4つの代表的な業者の種類や業者選びのポイントをご紹介します。

 

遺品整理とは

遺品整理とは亡くなった方が遺したものを整理することです。
基本的には遺族や相続人がこれらを仕分けして整理します。

 

遺品はアクセサリーなどの貴金属や衣類のほか、土地証明書や預金通帳、家電、生活用品などさまざまなものがあります。

 

これらの遺品を1つひとつ仕分けし、必要なものはとっておき、不要なものは自治体のルールに従って処分します。
故人の持ち物はたとえ広くない家であっても膨大にあり、個人がすべてを行うのは簡単ではありません。

 

そのため、多くの場合、遺品整理を業者に代行してもらうことになります。

 

遺品整理を代行できる業者

遺品整理の代行を依頼するときは、いくつかの業者から検討することになります。
ここでは、遺品整理を代行できる業者のうち主な4種類をご紹介します。

 

遺品整理専門業者

遺品整理を専門に扱っている業者です。
遺品整理を依頼する場合はできるだけ遺品整理業者に頼んだ方が安心です。

 

遺品整理業者はほかの不用品回収業者や清掃業者とはまったく異なり、貴重品などの探索や、遺品の供養、遺族に指定されていなくても大切と思われるものはとっておいてお客さまに判断を仰ぐ、などの心遣いがあります。

 

遺品整理はただの清掃ではない特殊な片付けです。
出来るだけ遺品整理は専門業者に依頼するようにしましょう。

 

不用品回収業者(リサイクル業者)

不用品回収業者も遺品整理の代行を受け付けている場合があります。

 

遺品整理では不用品が大量に出ますので、業者に回収を依頼できます。
ただし、不用品回収業者はあくまでも回収がメインとなりますので、事前に必要なものは仕分けておいた方が良いでしょう。

 

なかには不用品回収業者が遺品整理の専門サービスを行っている場合もありますので、不用品回収業者に依頼する場合は遺品整理の経験があるか事前にチェックしておくと安心です。

 

清掃代行業者

清掃代行業者には普通の清掃を引き受けている会社と、ゴミ屋敷などの特殊な清掃を引き受けている会社があります。
遺品整理の場合はゴミ屋敷などを請け負っている業者の方が向いています。

 

アパートなどの賃貸住宅で水回りなどに汚れがあり、清掃も依頼したいケースでは清掃代行業者に依頼すると良いでしょう。

 

便利屋

便利屋はどのような仕事でも代行してくれる業者です。

 

以前は便利屋が遺品整理を請け負っていることが多くありました。
しかし、最近では普通の便利屋は遺品整理の代行は取り扱ってない場合も多いため注意が必要です。

 

昔遺品整理が得意な便利屋として営業していた業者がそのまま遺品整理専門業者に転向したケースも多くあり、最近では便利屋への遺品整理の依頼は減っています。

 

遺品整理業者の選び方のポイント

ここでは数ある遺品整理業者のなかから、優良業者を選ぶポイントをご紹介します。

 

見積もり料金が明瞭か

遺品整理の作業内容は現場の遺品の量や内容によって異なり、現地調査と見積もりが重要となります。
そのため、詳細な見積もりを出してくれる業者に依頼しましょう。

 

料金が極端に安すぎると作業後に追加料金を請求されてしまう場合もありますので注意が必要です。

 

見積書は料金だけでなく、作業の詳細とその内訳がしっかりと記載されているか確認しましょう。
また、2~3社の遺品整理業者から相見積もりを取り、比較検討すると失敗を防げます。

 

遺品整理士が在籍しているか

遺品整理は物の整理や不用品の運び出しのほか、相続などの問題や遺品の取り扱いなど、専門知識が必要です。

遺品整理には「遺品整理士」という資格がありますので、専門知識を持った遺品整理士が在籍している業者に依頼すると安心です。

 

不用品の回収先・処分方法が正しいか

悪質な業者のなかには、回収した不用品を不法投棄する者も存在します。
このようなことがないように、法令や自治体のルールに従い正しく処分している業者か確認しておきましょう。

 

また、不用品をリサイクル、リユースしてくれる業者もあります。
買取料金から費用を相殺してくれる業者もありますので、調べておくとお得に遺品整理ができる場合もあります。

 

遺品整理の代行を依頼する際のポイント

心の整理がついてから依頼する

大切な人を亡くして、遺品整理に手が付かないという方は多くいます。
そのようなときに無理やり整理を始める必要はありません。

 

心が落ち着いていないときに業者に丸投げしてしまうと、誤って必要なものまで処分してしまう可能性もあります。

慌てて整理を始めようとせず、しっかりと整理に向き合えるようになってから業者に依頼しましょう。

 

自分に合った業者に依頼する

遺品整理業者は自分に合った業者に依頼することが大切です。

 

1つひとつの遺品を自分で確認して仕分けしたい場合は、ごみや大型の家具、家電を回収してくれるプランが合っています。
一方で、忙しい場合や実家が遠方にあり、自分では手を付けられない場合は、遺品整理を丸ごと代行してくれるプランが良いでしょう。

 

家の状況や自分の遺品整理のやり方に合わせてサービスを選ぶのがおすすめです。

 

慌てて仕分けしようとしない

大切な遺品が紛れている可能性がある場合は、自分1人の判断や専門家ではない人の判断だけで仕分けしない方が良いでしょう。

 

自分は不用品だと思ってもほかの遺族にとっては大切な思い出のものの可能性がありますので、勝手に処分せず、ほかの遺族に聞くことも大切です。

 

処分に迷うものはトランクルームなどに一度預けておくという方法もありますので活用すると良いでしょう。

 

まずは無料相談をしてみると安心

遺品整理を代行業者に依頼するかどうか迷っている場合は、一度無料相談をしてみると安心です。

 

整理の流れや料金などを説明してもらい、業者に依頼したときのイメージが分かると依頼もしやすくなります。
また、相談をしておくとその業者の雰囲気が分かり、業者選びの参考になります。

 

気になる業者には一度メールや電話で問い合わせてみることをおすすめします。