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遺品整理はいつ行えばいい?プロに依頼するときのポイントついてもご紹介

 

故人が生前に使用していたものを遺品、そしてそれを整理することを遺品整理と言います。

 

亡くなってからいつの時期に行えばよいのかのタイミングやプロのサービスを依頼する際のポイント・自分たちで行う場合に知っておくべきことなどについて分かりやすく解説いたします。

 

遺品整理の時期について

49日法要は1周忌など、家族だけではなく親族が集まるタイミングで相談するようにするのがスムーズです。

遺族それぞれに仕事も忙しいでしょうし、遠方に住んでいたりするとなかなか集まることはできません。

 

とはいえ、大切な人を亡くして葬儀後さっさと処分していくというのは気持ちの面で整理がつかないこともあるでしょう。

一度ゴミとして処分してしまうと、もう二度と取り戻すことはできません。

 

しっかり考える時間をおいて、落ちついて心の整理が付いてから考えるということでも決してまちがいではないのです。

どのくらいの時間がかかるかかは人それぞれです。

 

49日や具体的な日にちが決まっている葬儀関連と違い、遺品整理は決まりはありません。

早めに片付ける方もいれば遅めの方もいらっしゃいます。

 

ただ業者に依頼が多いのは冬場よりもあたたかい季節のようです。

寒くて片付けに集中できない、地域によっては雪などで行動しにくくなるといった理由があるみたいです。

 

個人的に遺品整理を行うには

遺品整理士というお仕事もあること、新聞記事などでご覧になったことがある方もいるかもしれません。

清掃業者や家電買取業者がサービスとして遺品の回収や清掃といった作業を行なっていることもあります。

 

専門業者だからこそスムーズですが、お金はかかります。それに、一つ一つ品物を片付けながら故人の生きた足跡を確認していってこそ供養となる・価値があると考える方もいるでしょう。

 

まずはご自身で作業し、無理そうなら必要に応じて業者を紹介してもらってといった方法でも良いかもしれません。

 

トラブルとならないために、いくつか注意点をまとめておきます。

 

ある程度の資産がある場合、あなたの対応はもしかしたらそれを少しでも自分の物にしようと行っているかのように受け止められるかもしれないのです。

 

相続問題はかなり根深いです。

もうしばらくそのままにしておきたいのに、さっさと不用品だからと物を捨てられていかれても気分はよくはありません。

 

遺品整理をする前に、家の人・親戚たちに了承を得るようにしてください。
空き家となった隙に盗みに入られそうな高価な品・生ものなどは早めに整理していきましょう。

 

特に夏場は臭いが近隣住民を悩ましてしまうケースもあります。

空き巣に入られた時に何を誰に奪われたでお互いに疑心暗鬼になっても困りものです。

 

当然ながら、通帳などは優先順位を高く考えて置いてください。

そこで一人の人間が暮らしてきた以上、思ったよりも多くのものが残されていると思います。

一気に片付けるのは不可能、一部屋ずつ片付けていきましょう。

 

大型家具・状態が良いものなどはリサイクルに、たった一人で行うのではなく親族一致団結で頑張ってもいいですね。

 

遺品整理をして、そのために親戚同士が争いになって遺恨を残すよりもむしろ仲良くなってくれる状況の方が亡くなった方も浮かばれます。

 

ちなみに、リサイクルショップに持っていった後、それえ得た金額についてどうするかもちゃんと話し合うことが重要です。

 

事前に決めておいた方がよいでしょう。勝手に処分して結構な額を懐に納めて、後で非難を浴びるようなことのないよう気をつけてください。

 

時期だけでなく、遺品整理を自分たちでやらなければならないといった決まりもありません。

ぜひ無理をしないで遺品整理業者に依頼することです。

 

地域によって業者によっても相場も内容も異なります。基本的には見積もりが可能でしょうから、依頼してみることです。

最近ではどこもホームページに情報を乗せているのでは、口コミ評判なども参考にしながら選びだしましょう。

 

どうしても無理なもののみを残し、自分たちでできることはやってしまう。

 

とにかくリサイクルショップで家具や家電をお金にする・業者は3社以上は相見積もりをとって相場を知ることが、遺品整理依頼費用を安くするためのコツとなります。

 

相場以下だと悪徳商売をやっているところにつかまって、回収したごみを森に捨てたり違法行為が行われたりします。

依頼したあなたも罪に問われることがありますので、あまりに安すぎるのもキケンと思っておくことです。

 

遺品整理ではなく生前に行うのもおすすめ

遺品整理というと、遺品とある以上は亡くなった後に行うものとなります。

 

すでに品々を使用していた方は亡くなっているのですから、残された人たちで気持ちを憶測し処分していかなければなりません。

解釈は人それぞれ、トラブルの元となって当然です。

 

できれば、生きている間に整理する生前整理をおすすめします。

衣類や食器などで使っていないものは断捨離してしまうのです。

 

スッキリした部屋だと足が引っかかって転倒の心配も少なく、空気もこもったり埃っぽくなっていたりしないので気持ちよく暮らせます。自分の希望をちゃんと伝えることができますし、リサイクルショップに持っていって手に入れたお金は自分の楽しみに使ってもよいです。

 

80代90代になったら考えようと思っていますか。

その頃には重い荷物を整理するのは大変になっていることでしょう。

 

できればもっと早く、50代60代くらいから少しずつでも身の回りをスッキリさせていってください。

生きている以上はそのまま使いつづける家具や家電・衣類などもあります。それらを、遺族の方に遺品整理してもらうのです。

 

メモリアルノートというのを聞いたことあるのではないでしょうか。

死んだ後にどうしてほしいか、葬儀の希望などを書くノートです。

 

その中に、この服は娘に着てほしい、この食器はリサイクルショップに持っていってほしいなど希望を書いておくと、その通りにやれば良いだけなので遺族としてもありがたいです。

 

亡くなった後に子や孫たちが頭を悩ませることがないようにそして自分の希望を叶えるために準備しておくのも良いのではないでしょうか。